この夏生き延びたのか
気息延延。この夏の猛暑には辟易した。よるべき場所もなく、歩き回ったら熱射病にやられるし、図書館までは往復が大変だし、やむなく家にこもり、空調機をがんがん回して冷房し、極力体力を浪費しないようにしてTVにかじりついていた。
餓死しないように食料の買い出しには出掛けたが、帽子は必需品であった。忘れようものなら、直射日光を浴びて、脳天を焼け火箸で叩かれるような処刑を受けた。
だからと言って、終日家に籠もりきるのも癪だし、天気さえよければ早朝に起きて、近くの公園でウオーキングをし、体操をして体力の維持に努めた。
お陰でなんとか夏を乗り切れたと思っているが、誕生後の年月が長くなれば、それなりのくたびれが体のそこ此処に現れるのはどうしようもない。
頭の回転も悪くなり、会話の中でタイミングがずれてくる。理解が遅れるのである。
近くのお寺さんのボケ封じの仏を拝んできた。